一般会社員やしんこの1型糖尿病奮闘記

糖尿病でも明るく楽しく笑ってこをモットーに!

突然1型糖尿病になりました②-病院に行きました-

 

●前回のあらすじ

 前回は1型糖尿病が何かと、私にどのような症状が起きていたのかを書きました。本記事では地元のかかりつけ医に受診するところからです。

 

前回の記事はコチラ

yasinkotounyou.hatenablog.com

 

●地元のかかりつけのクリニック(内科)へ

 体重が7kg落ちたところで仕事終わりに地元のかかりつけのクリニックへ受診に行きました。症状を書いて検尿、そして血液検査。

 その場で血液の血糖値を測ると驚異の「390」。昼食後から6時間以上経っているため明らかな異常値です。看護師が「えぇ!?390!?」と叫んで先生に伝えていたのが印象的でした。当時の私は血糖値の平均がどれくらいなのかも知らなかったので、ほぇ~なんか高そうだな~くらいの気持ちでした。

 ちなみに普通の人は空腹時80、食後高くても120だそうです。空腹時で390は普通の人の5倍、ヤバいですね。その後、血液検査と検尿の結果が出て、ほぼ間違いなく糖尿病だろうと言われました。その当時の検査結果は以下のようです。

 明らかに異常値です。この数値は即入院もありえる数値とのこと・・・運転中に倒れたりしなくてよかったです。そのクリニックでは詳しい検査が出来ないので、糖尿病の専門医がいる病院へ受診するようにと言われ、紹介状を貰い大きな病院へと続くこととなりました。

 CKが高いと足が攣りやすいのですが、バリバリに高いので足が毎日攣っているのも納得です。HbA1cが1〜2ヶ月の血糖値で言わずもがな高い値です。血糖値は空腹時これなので食後は7〜800あったんじゃないかなと・・・。

●専門医がいる病院へ、と思いきや・・・?

 元々は2~3日後に病院へ行く予定だったのですが、嫁さんたっての願いで、次の日の朝からクリニックに紹介状を貰いに行き、病院へ行くことにしました。

 そこで、クリニックの先生が近場の糖尿病内科の先生へ電話したが、その日はやっておらず、少し遠いが新しく出来た別の病院に行くことにしました。しかし、向かってる途中に嫁さんから電話が「その病院今日休みだよ」。・・・まさかの休みであった。

 慌ててクリニックまで引き返し、別の大きな病院へ行くことにしました。クリニックからはまぁまぁ遠かったが無事到着。紹介状を渡して、受付を済ませて待っていると、看護師の方がやってきて「本日、糖尿病専門の先生がお休みのため、また後日いらしてください」。・・・おいおいおいおい、まさかの3つの病院全滅である。さすがにこれ以上は他に病院がないので今日の所は諦めという結果に終わった。会社に突然休みを貰ったっていうのに、そりゃないぜ・・・。

 結局、次の日に新しく出来た病院に行くことになりました。紹介状を取りにクリニックに戻ると先生から「君、運がないねぇ(笑)」と言われ自分も笑うしかなかったです。

 その日は午後から出社して終了。高血糖のまま働くのは不安だから休めばいいと嫁に言われましたが、仕事を抱えていた社畜には休めませんでした。

 けど半日行くのと、高血糖でぶっ倒れて会社に迷惑をかけるor事故ることを天秤にかけたら休んだ方がいいなと今は思います。

 ムリだめ絶対。

 

●糖尿病内科のある病院へ

 半日走り回った次の日、朝から病院へ行きました。自分で運転して行くつもりだったのですが、妻が心配して義父に送迎をお願いしたため、義父に連れて行ってもらいました。朝早くから嫌な顔ひとつせず連れてってくれた義父には感謝しかないです。

 病院について紹介状を渡し、少ししたら先生に問診と簡易の血糖値測定をされました。その時の指刺が結構痛くて、指で血糖値測ることへの抵抗感がこの時生まれました。確かその時は300位だったような気がします。

 その後、検尿と血液検査を経て数値を見ながら再び問診へ。数値の結果から糖尿病で確定で、急に症状が出たこと、体型を見るにほぼほぼ1型だろうと言われました。1型2型などを確定するデータが出るのが後日のため、「だろう」で終わったのですが、インスリン治療になることは変わりないためインスリンが処方されました。

 

●補足:インスリンって?

 補足説明として私が処方されたインスリンとは何か軽く説明しようと思います。このブログを読みに来る人は必要ないかもしれませんが、念のためこれからなり始めた人とかがいるかもしれないので。

インスリンとは

インスリンは、すい臓のベータ細胞で作られるホルモンです。糖分を含む食べ物は消化酵素などでブドウ糖に分解され、小腸から血液中に吸収されます。食事によって血液中のブドウ糖が増えると、すい臓からインスリンが分泌され、その働きによりブドウ糖は筋肉などへ送り込まれ、エネルギーとして利用されます。

このようにインスリンには、血糖値を調整する働きがあります。

インスリン注射は、このインスリンを外部から補う治療法です

www.diabetes.co.jp

ありがとう、知りたい!糖尿病様。

 簡単に言いますと、すい臓という臓器から出発する糖分を体中に運ぶトラックがインスリン。そのトラックがなくなり血液に糖分が溜まってしまうので、トラックを外部(注射にて)から取り込んで糖分を運んでもらいます。これがインスリン注射による治療です。

 発症する前の私は知らなかったのですが、糖尿病というのはすい臓の病気だったんです!!

 2型は筋肉や肝臓でインスリンが働きにくくなったり、インスリンの分泌が少なくなるため注射をしますが、インスリンが元に戻ってきたら飲み薬などに治療が変わることがあります。

 一方で私がなった1型はすい臓からインスリンがほとんど分泌されなくなるため、インスリン注射が必須です。今後も現段階の医療では「治療」と言っているが治る見込みはないため、一生インスリン注射を打つ必要があります。今後の医療の発展に期待しています・・・。

 

●最後に

 今回はここまでです。次回は処方されたインスリンについてとインスリン注射開始からの血糖値を紹介していこうと思います。

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